ロット・エ・ガロンヌ

ロット・エ・ガロンヌ県の古城・田園・運河

 フランスと言えばパリを連想しますが、フランス南西部にあるロット・エ・ガロンヌ県は大都会と違って広大な田園地帯が続く中に、古い街やお城が点在していて、旅する者の心を癒してくれます。その魅力あふれるロット・エ・ガロンヌ県に、フランス国内のみならずヨーロッパ中から多くの観光客がバカンスを過ごしにやってきます。

 ロット・エ・ガロンヌ県議会は、経済政策の一つとして観光に力を入れています。県観光局直営の旅行代理店の設置をはじめ、民間の観光投資に対する補助などが功を奏して、この10年で観光産業は大きく成長し、地元の収入増、雇用創出などに貢献してきました。

 県内のどこを歩いても、その自然景観の美しさと歴史的街並や建築物の重厚さに圧倒されます。


デュラス城と 城の塔から眺めた田園風景

ボナギル城 Chateau de BONAGULL
 県の北東の端ボナギルにある壮大な城塞で、15世紀から16世紀にかけて主にベランジェ・ド・ロックフイユによって建てられたが、その基は14世紀に遡ります。フランスを代表する歴史的軍事建築であるとともに、緑豊かな丘陵地帯にとけこんで建つその美しい姿は、おとぎ話の城のようです。


フランスの果樹園

(表情豊かな 「鳩小屋」)

 温暖な気候と肥沃な土地の恩恵を受けて、ロット・エ・ガロンヌは昔からフランス農業の中心地です。

 最も有名なのはプラムで、フランス産の70%を占めています
 モモ・リンゴ・ナシ・サクランボ・メロン・イチゴなどの果物も生産されています。
 ぶどうの生産も盛んです
 ワインは、ビュゼ・コキュモン・デュラス・マルマンドなどの銘柄酒が出荷され、中でもビュゼは隣のボルドー産と同じ品質なのに安値で日本に輸入されているのでお勧めです。
 また、ぶどうから造る蒸留酒で、オー・ド・ヴィと呼ばれるアルマニャックやテナレーズは、コニャックと同一品種で、左党にはたまらない味です。
 
 農産物の中心は麦などの穀物です。肉厚のトマト、サヤインゲン、グリーンピース、キューリ、ピーマン、クレソンなどの野菜の栽培が非常に盛んです。
 牧畜も盛んで、アキテーヌのブロンドと呼ばれる牛が飼育されています。
 また、世界に名だたるフォワグラも件の特産物です。太らせたガチョウのレバーを伝統的手法で加工した珍味は高級品となっています。


運 河
県内を南から北へ流れるガロンヌ河は、東から流れてきたロット河と合流し、北のボルドー近くでドルドーニュ河と合流して大西洋に注ぎます。
 ガロンヌ河の水を利用して、真っ直ぐな運河が県内を縦断し、美しい運河橋を創り出しました。